2026年4月29日、北京大来の翻訳プロジェクトマネージャー3名が北京外国語大学を訪問し、同大学のMTI(翻訳専攻修士課程)の学生を対象とした翻訳業界特別セミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、「翻訳プロジェクト管理」「ゲームローカライズ」「オンライン小説翻訳」の3つのテーマを取り上げ、最新の業界動向や実際のプロジェクト事例を紹介しました。現場で培われた経験をもとに、学生たちが翻訳業界の実務を具体的に理解できる内容となりました。
約3時間にわたる講義では、翻訳プロジェクの運営について詳しく解説しました。実際のプロジェクト事例を交えながら、要件分析、チーム編成、進捗管理、品質管理、プロジェクト完了後の振り返りといった重要なプロセスを紹介し、翻訳プロジェクトがどのように進められているのかを体系的に説明しました。
また、ゲームローカライズのセッションでは、ゲーム画面の表示文言や、ストーリー内の会話、文化的要素の翻訳・調整方法、さらにはユーザー体験の向上に向けた工夫について解説しました。具体的な事例を通じて、異文化間コミュニケーションにおけるローカライズの重要性を紹介しました。
オンライン小説翻訳のセッションでは、中国発オンラインコンテンツの海外展開をテーマに、文章表現の調整や文化的背景への配慮、作品の魅力を海外の読者に伝えるための工夫などについて説明しました。翻訳は単なる言語変換ではなく、作品の価値や魅力を異なる文化圏へ伝える重要な役割を担っていることが紹介されました。
当日は学生から多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。参加者にとっては、教室で学ぶ理論と実際の業務を結び付けて理解する貴重な機会となり、将来のキャリアについて考えるきっかけにもなりました。また、ゲームローカライズやオンライン小説翻訳といった新たな翻訳分野への関心を高める機会にもなりました。
弊社は今後も北京外国語大学との連携を継続し、特別講座やインターンシップ、共同プロジェクトなどを通じて、実務能力と専門知識を兼ね備えた翻訳人材の育成に取り組んでまいります。そして、言語サービス業界のさらなる発展に貢献してまいります。
