2025年4月8日、産学連携を強化し、市場ニーズに対応できる高度な翻訳人材を共に育成するため、北京大来と上海大学翻訳修士課程(MTI)は、産学連携協定を正式に締結し、翻訳分野における校外インターンシップ拠点の設立プロジェクトを始動しました。
プロジェクトの一環として、4月18日午後、当社の2名の翻訳プロジェクトマネージャーが上海大学MTIの学生たちに、実務的な翻訳業務に関する講義をオンラインで行いました。講義では、ゲームローカライズやオンライン文学翻訳といった新興分野に焦点を当て、当社がこれまで手掛けてきた大型翻訳プロジェクトを事例として取り上げ、プロジェクトの立ち上げ、チーム協働、品質管理など多角的な観点から、翻訳マネジメントの実務経験を共有し、業界の最新動向について話しました。学生たちは実際の翻訳プロジェクトの現場を「没入型」で体感することで、専門的な視野を大きく広げることができたと思います。
北京大来は日中翻訳の分野において、長年にわたる実績と、豊富な経験、リソースを持っています。今回の上海大学MTIとの連携により、学生に対してより実践的な指導とより実務に即した学びを提供していけるよう計画しています。
今後も当社は、学生たちにより多くの翻訳実務の機会を提供し、実務的なプロジェクトの中でスキルや経験を積むことで、実践力と創造的思考力が高められるよう支援を行っていきたいと考えております。
上海大学MTIと当社は引き続き、人材育成モデルの革新に取り組み、現場に即した学習・実践環境の充実と、高い専門性を持ち、市場競争力のある翻訳人材の育成を目指し、協力してしていく所存です。